PowerTap G3についてのよくあるご質問


Q: PowerTap G3ハブにUSBポートが装備されていますが、ハブは充電式ですか?

    A: いいえ。PowerTap G3ハブはCR2032型電池で稼働しています。USBポートはファームウェアのアップデート時に使用するもの
      です。また、他の機器にUSB接続したまま放置すると電池の寿命を早めますのでご注意ください。

Q: PowerTap G3ハブと以前の黄色い小さなコンピューター(Cervo)を組み合わせて使用することは
   可能ですか?

    A: いいえ。詳しくはこちらをお読みください。

Q: 所有しているパワータップG3ハブの電子ユニットが故障と診断されました。修理にどのくらいの期間
   預けないといけないのですか。

    A: PowerTap G3(第3世代パワータップ)の電子ユニットはSL+(第2世代パワータップ)などと構造が違い、電子ユニットはハブ
       シェルの外に独立して取り付けられています。よって、電子ユニットを新しいユニットに交換するだけでよく、交換作業はユー
       ザー様自身で行っていただけますので、ハブを私どもに送る必要はありません。

Q: 出力の値が普段と比べて正確でないような気がします。

    A: トルクのゼロ点設定が必要である可能性があります。最も精度の高い出力値を得るために、ゼロ点設定は頻繁に行ってくださ
       い。走行時にペダルを漕ぐ足を止めて、ディスプレイの出力値が0以外であれば、ゼロ点設定が必要です。

       ゼロ点設定を行う際は自転車が静止し、チェーンやペダルに一切の負荷が掛かっていない状態で行ってください。
       また、コンピューターの通信アイコンが点灯していることを確認してください。以下がゼロ点設定の手順になります。

       ■Cervoコンピューターのゼロ点設定の手順
       1.[MODE]ボタンでディスプレイの上段を選択してください。
       2.[SELECT]ボタンを現在のパワー(Current Power)が表示されるまで繰り返し押してください。
       3.[SELECT]ボタンを”WATTS”という文字が点滅するまで長押ししてください。トルク設定モードに入ります。
       4.[SELECT]ボタンを”0”が表示されるまで長押ししてください。
       5.[SELECT]ボタンを押して現在のパワー(Current Power)モードに戻り、ゼロ点設定が完了です。

       ■Joule 2.0コンピューターのゼロ点設定の手順
       1.[MODE]ボタンをディスプレイがメイン画面になるまで繰り返し押してください。
       2.ジョイスティックを操作して”Sensors”を選択します。
       3.ジョイスティックを操作して”Power Sensors”を選択します。
       4.ジョイスティックを操作して”Active Sensor”を選択します(横にチェックマークが入ります)。
       5.ホイールを回転させるなどして、ハブを起動させてください。
       6.ジョイスティックを操作して”Manual Zero”を選択します。
       7.生トルク値、オフセット値、ファームウェアのバージョン情報が表示されます。ここで生トルク値とオフセット値が一致してい
         なければ、ゼロ点設定を開始する必要があります。
       8.ジョイスティックを操作して”Manual Zero”を選択し、ゼロ点設定を開始します。

Q: ハブとコンピューターとの通信が途切れがちなのですが。

    A: ・電池を新しいものに交換してください。
       ・有線式パワータップをお使いの場合、コンピューターがマウント台座に深くまで差し込まれていない可能性があります。
        またはレシーバーのワイヤーの断線が考えられます。有線式パワータップ用レシーバーキット(品番7022または7022P)
        お買い求めください。
       ・有線式パワータップをお使いの場合、レシーバー(シャークフィン)の位置がハブから遠すぎることが考えられます。レシーバ
        ーはできる限りハブに近い位置に取り付けてください。
       ・お近くのほかの機器の干渉を受けている可能性があります。周りに電子機器のない場所でお試しください。

Q: 走行中、ケイデンス表示が”---“もしくはゼロとなるのですが。

    A: パワータップのケイデンス値は40rpm~130rpmの範囲内に限り正確となっています。パワータップのケイデンスはトルク情報
       から計算された仮想値であり、この範囲外ではゼロと記録されます。常に正確なケイデンス値をお求めであれば、スピード/ケ
       インデンス ワイヤレスセンサー(品番7251)をお買い求めください。

Q: Garmin Edge シリーズコンピューターを使用していますが、パワータップ以外のデータも受信してし
   まいます。これを防ぐ方法はありますか?

    A: パワータップとのペアリングを行う際、半径15m以内に他の機器が存在しない状態で行ってください。

Q: ガーミンでパワータップの校正(キャリブレーション)を行う方法を教えて。

    A:

    ガーミン製Edgeシリーズサイクルコンピューターを用いて、パワータップの校正を行うことができます。各Edgeモデル上での操作は以下の通りです。この操作の直前にホイールを回転させるなどしてパワータップを起動させたあと、ハブに一切のトルク(テンション)が掛かっていない静止状態にしておいてください。

    また、[校正中] (海外版は[Calibrating])のまま一向に校正が完了しない場合は、心拍ストラップを当該ガーミンとペアリングさせ、(ストラップを着用したまま)再度パワータップの校正を行ってください。


    【Edge800J】
    設定 > トレーニング > バイクプロフィール > [使用バイクを選択] > ANT+パワーメーター > 校正

    【Edge 800(海外版)】
    Menu > Spanner > Bike Settings > Bike profile > [使用バイクを選択] > ANT+ Power > Calibrate

    【Edge510J】
    設定 > バイクプロフィール > [使用バイクを選択] > ANT+パワー(バーベルのアイコン) > 校正

    【Edge500J】
    設定 > バイク > [使用バイクを選択] > ANT+パワー > [パワー計測器を所有? → はい] > 校正

    【Edge 500(海外版)】
    Menu > Settings > Bike Settings > [使用バイクを選択] > ANT+ Power > Calibrate

Q: シマノ11速対応フリーボディー(品番30310、30305)に交換したら、ホイールセンターがずれますか?

    A:

    ハブとアクスルはお互いに固定されており、フリーボディーを入れ替えてもホイールセンターがずれることはありません(アクスルとハブおよびリムの相対的位置関係に変更はありません)。